知っていても何の役にも立たないエロにまつわる無駄な知識を取り上げる連載「つい誰かに教えたくなるエッチな雑学タイム」へようこそ。第11回は、コンドームの歴史と名前をお送りします。当たり前のように使われているコンドームという名称ですが、いつどのようなタイミングで付けられたのでしょうか。
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【第1弾】コンドームの歴史!最初は避妊目的ではなく○○対策だった?
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【第2弾】コンドームの歴史!避妊具+感染症予防の背景には○○がいた
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【第3弾】コンドームの歴史!○○の登場で歴史は大きく動いた
名前の由来は諸説あり
結論から言えば、真相が歴史の中で埋もれてしまっているため、いくつかの諸説が存在している状態です。そのため、はっきりとコレ!といえるものはありません。その中でも、有力視されているものをピックアップしてご紹介します。
英国のチャールズ二世
一般的に有力とされているのが、チャールズ二世の説です。
イギリス王室きってのプレイボーイ。認知しただけでも庶子がいたチャールズに対して、お抱えの医師が「このままだと王位継承問題で大変な争いになる」と危惧します。
そこで羊の腸でペニスを覆うさやを作った医師の名前がコンドーム(コンダム)だった…。しかし、実在そのものが怪しく、否定する声も数多くあがっています。
ウィリアム・シェイクスピア
劇作家として有名なウィリアム・シェイクスピア。
数々の名作をこの世に残した偉人として知っている人も少なくないでしょう。彼が1599年に書いたとされる『ヘンリー5世』では、quondamという言葉が使われています。
ラテン語で「かつての」という意味で使われていましたが、コンドームを連想させるという説。ドクターコンドーム以上にこじつけのような気もしますが…。
フランスの小さな町
実在する町の名前が起源とされる説もあります。
フランスのオクシタシー地域圏ジェール県にある、コンドン(Condom)。人口7千人あまりの小さな町ですが、その表記からコンドームの由来ではないかといわれています。
たまたま名前が似ているだけ…と思いきや、中世では県北部の文化・経済の中心都市でもあったそうです。もしかしたら何かのゆかりがあったのかもしれません。
まとめ
歴史を紐解いてみると、意外と面白いコンドームの世界。
その名前の諸説はさまざまで、他にも「保護する」などの意味を持つcondusというラテン語が起源と考えられているなど、エロくない意味で妄想は膨らむばかり。
日常生活ではまったく使いどころのないエロ雑学ですが、話のタネとして使ってみてはいかがでしょうか。それでは、楽しいセックスライフをお送りくださいね。
※提供している雑学には諸説ある場合があります。ご了承ください。